コンクリートビスは下穴不要な一発ビスがおすすめ
コンクリートやモルタルに工作物を固定する時、幾つかの方法を選択できますが、工作物を頻繁に取り外す予定がないのであれば、一発ビスを使用した施工がおすすめです。
インパクトドライバーでも工作物を固定する事が出来ますし、下穴不要なので工作物を直接固定する事が出来ます。
下穴が必須なプラグを利用したコンクリートビスのメリット
一発ビス等は道具やドリルの刃の種類も少なく済み誰でも簡単に取り付ける事が出来ますが、やはり大量に設置するとなるとコストがかさみがちです。
オマケに工作物は基本一回取り付けて取り外さないことが前提なので、何度も取り付けと取り外しを繰り返すとコンクリートが崩れます。
そこで、下穴を開けた上でプラグを挿入するコンクリートビスの出番となるわけです。
プラグを利用したコンクリートビスは、一発ビスに比べてプラグに柔軟性と強度がありますので何度取り付けても取り外してもコンクリートが傷む事はありません。
但し、施工は少々面倒でSDSビット付の振動ドリルやプラグの大きさによってドリルも揃えないといけないデメリットがあります。
一発ビスで開けた下穴が利かなくなった!?
一発ビスでコンクリートに工作物を固定して外したりすると再びネジを締めようとしたときに効かなくなる時があります。
そういった場合の対処方法を解説します。
- UVレジンで穴を塞ぐ。
- 木材の切りカスと接着剤を混ぜたものをコンクリートに詰める。
- 一発ビスの穴が小さい場合は、フィッシャープラグを埋め込めるまで穴を拡張する。
- エポキシ系接着剤を穴に詰める。
私は主に上記の4つで対処していますが、どれも効果的です。
ただ、UVレジンは少々高価ですので安価に簡単に済ませたいならエポキシ系のパテや接着剤を穴に詰めるのが最も簡単で効果的でしょう。
コンクリートビスで下穴不要な開け方は?サイズやドリルの種類を解説まとめ
コンクリートやモルタルにコンクリートビスで下穴を開けずに打ち込むには一発ビスが便利です。
一発ビスを利用すれば振動ドリルで下穴を開けずにコンクリートに工作物を取り付ける事が可能です。
但し一発ビスにも欠点があり、何度も外したり取り付けたりするとコンクリートという材質の性質上、もろくなりネジが効かなくなります。
工作物を頻繁に取り付けたり取り外したりする予定がある場合は、アンカー付きのコンクリートビスを使用しましょう。
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